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環境・化学物質の安全と安心を考える研究室です。 |
准教授 小 林 剛 (Takeshi KOBAYASHI) |
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大学院 環境情報研究院 人工環境専攻(H30.4〜) |
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都市科学部 環境リスク共生学科(H29.4〜) |
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リスク共生社会創造センター(併任) |
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※ 環境安全管理学研究室
亀屋隆志准教授と共同・連携して研究・教育をしています。
Information (2022.2.14)
大学院環境情報学府の改組(H30.4)により、『人工環境専攻 (安全環境工学PG等)』 を担当しています。
新設(H29.4)された 都市科学部 にて、『 環境リスク共生学科 』を担当しています。
環境リスク共生学科 リンク
※「環境リスクに基づいた 都市/社会 の改善」に貢献したい学生さんが来てくれることを期待しています。
当研究室に配属希望の方は、化学系科目、環境工学系科目、環境リスク系科目、実験系科目(化学実験、物理実験)を
勉強してきて下さい。
大学院生募集!
※大学院(修士、博士)受験についてはご相談ください。※入試情報
・環境化学/環境工学をベースに「化学物質による環境リスクの効率的な評価・低減技術」に関する研究
をしています。「リスクの大きさに基づく環境管理や、実際の環境改善に繋がる研究」に携わりたい
学生さんを募集しています。
・現在、土壌汚染の効率的な浄化や評価、化学物質の(土壌)環境中での多様な挙動に関する研究、
土壌汚染地周辺での多様なリスクに基づく管理手法・リスクコミュニケーション
に関心のある方を
歓迎します。
・他大学からの受験も歓迎しています。外部卒研生を受け入れたこともあります。
・社会人博士課程 の入試では、筆記試験でなく、特別選抜(口述と書類審査)もあります。
社会人の方が修学しやすいよう、講義も集中講義や夜間・土曜日などの講義、3年分の学費で
4〜6年かけて修学する長期履修制度もあります。
※研究室見学や研究テーマの相談、研究生としての入学については、随時、相談を受け付けています。
大学院は、研究テーマのマッチングが重要です。メールなどでご連絡下さい。
※入試関連の正式な情報は、下のHPで確認してください。
詳細は http://www.eis.ynu.ac.jp/category04/examination_schedule.html
研究を支えてくださる皆様
・当研究室の研究活動にご関心をお持ち頂きありがとうございます。
共同研究、受託研究、奨学寄付などについて、ご遠慮なくお問い合わせください。
NEWS
2021年度も学生さんが元気に学会発表をして賞をいただきました。
B4丸田有美さん 環境情報科学センター第18回環境情報科学ポスターセッション学術委員長賞 (2021.12)
M1島 朋輝さん 環境科学会2021年会優秀発表賞(富士電機賞)
(2021.9)
2021年3月に金さん、島さんが環境リスク共生学科を卒業しました。
2021年6月に
2020年度 日本水環境学会 技術賞
と 第48回 「環境賞」 環境大臣賞 をW受賞しました。
樺|中工務店および樺|中土木、岡山大学と開発した「汚染地盤の加温式原位置浄化技術」
2021年4月にJSPS科研費 基盤研究B 「粘性土中に浸潤した高濃度有機塩素化合物の局所加温・熱対流浄化
と本質安全管理手法」 (代表 横浜国立大学 小林) が採択されました。
2021年3月に金さん、島さんが環境リスク共生学科を卒業しました。
2020年9月に李さんが修士課程を修了しました。
2020年3月に林さん、宮川さんが修士課程を修了しました。
2019年3月に河原さん、佐々木さんが修士課程を修了しました。
2018年3月にグエンさんが博士課程を、久保さんが修士課程を修了しました。
2017年4月に産業技術総合研究所の張銘先生や保高徹生 先生、東京農工大学の細見正明先生と申請した
平成29年度環境研究総合推進費プロジェクト(H29-31)が採択されました。
安全確保領域(安全確保部会)環境問題対応型研究
「土壌・地下水中のクロロエチレン等の分解・吸脱着等挙動解析と汚染状況評価技術の開発」
(代表 横浜国立大学 小林)
新規規制物質のクロロエチレンの土壌中挙動を把握、解析できるようにする研究です。
2017年3月に𣘺さん、富澤さんが修士課程を、 古川さんが博士課程を修了しました。
2017年3月に藤江幸一先生がご定年退職されました。
2016年3月に青木さん、込堂さんが修士課程を修了しました。
2015年9月7日に環境科学会2015年会にて、「化学物質管理の今後」シンポジウムを開催しました。
2015年5月1日付けで田小維先生が着任しました。
2015年3月に三村さん、山下さん、グエンさんが修士課程を修了しました。
田 小維 先生が、2020年3月31日付けで退職されました。
NEDO研究プロジェクトでのご尽力ありがとうございました。
末継淳 産学連携研究員が、2020年3月31日付けで退職されました。
環境研究総合推進費プロジェクトでのご尽力ありがとうございました。
王 剣橋 先生が、2015年4月1日付けで静岡大学に転任されました。
NEDO研究プロジェクトでのご尽力ありがとうございました。
高橋 ゆかり 先生が、2013年4月1日付けで富山国際大学に転任されました。
環境省環境研究総合推進費プロジェクトでのご尽力ありがとうございました。
劉予宇 先生 が、2010年10月1日付けで東北大学に転任されました。
環境省環境研究総合推進費プロジェクトでのご尽力ありがとうございました。
三宅祐一 先生 が、2010年6月1日付けで静岡県立大学環境科学研究所に転任されました。
科学技術振興調整費研究プロジェクトなどでのご尽力ありがとうございました。
研究室紹介資料
※環境科学会「日本の環境研究室百選」での研究室紹介資料
オープンキャンパスでの研究室紹介資料
Member(小林研究室) (2022年2月14日現在)
教職員 准教授 小林 剛
学生 D2 李京(10月入学)
M2 半田千智、楊瞻宇
M1 島朋輝、万晟吉
B4 深谷亮太、丸田有美、柏冬琳
B3 島生成、郭昇勲 ※新メンバーが加わりました。
※亀屋研究室と合わせた構成メンバー(2021現在)はこちら。
教育担当
大学院 環境情報学府
人工環境専攻 安全環境プログラム等
・ 化学物質環境動態解析
・ 都市環境管理学
・ 持続可能社会とFuture Earth など
全学 安心安全マネジメント副専攻プログラム
学部 都市科学部
環境リスク共生学科
・ 全学一般教養 環境をめぐる諸問題
・ 環境汚染の科学T、U
・ 都市環境浄化工学T、U
・ 環境化学基礎演習T、U
・ 社会環境リスク共生概論A(都市環境) など
研究分野 化学物質のリスクに基づく環境安全管理手法、土壌汚染の効率的な測定・評価・対策
研究業績など 小林のプロフィールにも記載されています。
2020年度 日本水環境学会 技術賞(2021. 6)
第48回 「環境賞」 環境大臣賞(2021. 6)
平成27年度 科研費審査委員の表彰(2015. 10)
クリタ・水環境科学研究優秀賞(2015. 8)
環境科学会 優秀研究企画賞 (富士電機賞)(2012. 9)
環境科学会 奨励賞(2009. 9) グループ全体の業績はこちらから。
学会発表等と学生の受賞
大学院生には、学会発表などでできるだけ研究成果を社会に発信してもらっています。
詳細は国内発表、国際会議などをご覧下さい。
また、当研究室の学生が各学会で研究発表を行い表彰されました。
丸田有美さんが、環境情報科学センター第18回環境情報科学ポスターセッションで学術委員長賞を受賞しました。(2021.12)
島朋輝さんが、環境科学会2021年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2021.9)
半田千智さんが、環境科学会2020年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2020.10)
林知美さんが、日本水環境学会2019年度年会で年会優秀発表特別賞(クリタ特別賞)を受賞しました。(2020.3)
宮川涼君が、環境情報科学センター第15回環境情報科学ポスターセッションで学術委員長賞を受賞しました。(2018.12)
林知美さんが、環境科学会2018年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2018.9)
富澤茉佑香さんが、環境情報科学センター第13回環境情報科学ポスターセッションで学術委員長賞を受賞しました。(2016.12)
姫旭君が、環境情報科学センター第12回環境情報科学ポスターセッションで学術委員長賞を受賞しました。(2015.12)
グエンティーランビンさんが、環境情報科学センター第11回環境情報科学ポスターセッションで理事長賞を受賞しました。(2014.11)
山下裕太君が、環境科学会2013年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2013.9)
B4、M1と2年連続の受賞という快挙です。
渋沢麻衣 さんが、日本水環境学会で平成24年度年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。(2013.3)
M1、M2と2年連続の受賞という快挙です。
森一星 君が、環境科学会2012年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2012.9)
山下裕太君が、環境科学会2012年会で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。(2012.9)
渋沢麻衣 さんが、日本水環境学会で平成23年度年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。(2012.3)
荻野洋佑君が、環境情報科学センター第8回環境情報科学ポスターセッションで事務局長賞を受賞しました。(2011.11)
馬場 正裕 君が、平成20年度の学生表彰者として選ばれました。(2009.3)
CampusNews
莅戸 翔一 君が、環境科学会2008年会で最優秀発表賞
(2008.9)を受賞しました。CampusNews
博士課程学生やポスドクともに多数の発表の中から、修士課程学生が最優秀発表として選ばれました。
馬場 正裕 君が、(社)日本水環境学会で平成19年度の年会優秀発表賞(クリタ賞)
(2008.3)を受賞しました。CampusNews
最近の主な研究・教育プロジェクト
社会ニーズのある研究テーマを設定し、学生とともに取り組んできています。
以下は、近年の主な研究プロジェクトです。
●文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(B) 2021〜2023 代表
「粘性土中に浸潤した高濃度有機塩素化合物の局所加温・熱対流浄化と本質安全管理手法」
●不動産流通経営協会研究助成
2020〜2021 代表
「表層土壌汚染地近傍における「健康リスクの大きさ」に基づく対応の判断基準に関する研究」
●環境省環境研究総合推進費 2017〜2019 代表
「土壌・地下水中のクロロエチレン等の分解・吸脱着等挙動解析と汚染状況評価技術の開発」
※新規規制物質であるクロロエチレンについて、分解生成、吸脱着や気化拡散などの土壌中挙動を
明らかにして、現場の土壌調査や浄化対策に役立てる情報を得ます。室内実験だけでなく、
シミュレーション計算、現場調査も実施します。環境省とも連携しながら、土壌調査手法等への
貢献を目指します。産業技術総合研究所(張先生、保高先生)、東京農工大学(細見先生)との
共同研究プロジェクトです。【物理化学】【生物工学】【シミュレーション予測技術】を活用します。
中間評価結果 総合評価 A+(サブテーマとしてもA+の評価をいただきました)
●NEDO戦略的省エネルギー技術革新プログラム
「汚染地盤を掘らずに省エネ浄化できる加温式高速浄化システムの開発」
2014〜2016「実用化開発」フェーズ、2017〜2019「実証開発」フェーズ、
学内代表(代表:竹中工務店)
※土壌浄化の効率化、省エネ化を目指した研究です。状況に応じて2017から実証開発
フェーズに進む可能性もあります。社会への技術移転、役立つ技術の開発を指向した
プロジェクトです。【生物工学】【物理化学】【シミュレーション予測技術】を活用します。
●厚生労働科学研究費補助金 2014〜2016, 2017〜2019 分担
「室内環境中の未規制物質の網羅的解析に関する研究」
「室内環境中の化学物質リストに基づく優先取組物質の検索とリスク評価」
(代表 静岡県立大学 雨谷敬史 准教授)
※室内では多種多様な化学物質が使用されて私たちの生活を支えてくれています。
ただし、屋外と比べて高濃度となりやすく、毒性が高い物質が用いられればその被害が
懸念されます。この研究では、室内環境中の多様な未規制化学物質の網羅的な評価を行います。
当研究室では、多様な化学物質のリスク情報の収集とスクリーニング評価を担当します。
【物理化学】【リスク評価技術】【シミュレーション予測技術】を活用します。
●文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(B) 2014〜2016 代表
「不安視される気相経由での土壌汚染・曝露経路の実態調査と評価・管理手法の社会提案」
※気相を経由して、土壌汚染が起こったり、土壌汚染地からの曝露をされたりすることがあり、
市民の不安の対象にもなっていますが、現在は適切に評価・管理がなされていません。
本研究では、新たな汚染経路や曝露経路の実態調査や評価・管理方法について研究して
社会に改善提案をします。【物理化学】【リスク評価技術】【シミュレーション予測技術】を活用します。
●文部科学省科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 2013〜2014 代表
「PRTR対象化学物質を例とした土壌汚染可能性と高懸念曝露経路の評価判断尺度の提案」
※土壌汚染は他の環境汚染と異なり、規制前に汚染したものが何十年も残存するため、
過去に遡って事業者がその責任を負うことが少なくないという特徴を持ちます。そのため、
「土壌汚染の未然防止」と「化学物質リスクの自主管理」が重要です。本研究では、
未規制物質を含む多様な化学物質による土壌汚染の可能性を評価し、管理する手法に関して
研究します。【物理化学】【リスク評価技術】【シミュレーション予測技術】を活用します。
◎文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(B) 2011〜2013 代表
「高リスク大気中六価クロムの極微量分析技術の高度化・評価活用と発生源・発生機構解明」
※有害大気汚染物質の優先取組物質として指定されているのに、分析法が無く、実態調査できな
かった大気中の極低濃度の六価クロムの分析方法の高度化・効率化に取り組んでいます。
汚染実態や主要発生源解明、リスク評価・排出削減のための研究です。
【微量分析技術】【リスク評価技術】を活用。
◎文部科学省科学技術振興調整費科学技術連携施策群の効果的・効率的な推進プログラム
「事業者の化学物質リスク自主管理の情報基盤」 2007〜2009 分担 最終評価:S
(代表 三宅淳巳 教授)
サブテーマ2 「短期・長期健康リスク情報の整理とその効率的活用」
サブテーマリーダー
※化学物質のライフサイクルに航多様なリスク評価手法の開発が国際的に求められています。
各省庁とも連携して、リスク評価のための情報・ツールを集積し、新たなリスク評価の手法を
検討しました。【リスク評価技術】【情報解析技術】【シミュレーション技術】を活用。
※ホームページで研究成果を公開しています。今後も、内容を充実していきます。
◎環境省環境研究・技術開発推進費 2010〜2012 分担 最終評価:A
「HBCDを例とする製品中化学物質のライフサイクル評価と代替比較に基づくリスク低減手法」
(代表 益永茂樹 教授)
※広く社会で使用されているHBCD等を対象にリスク評価や代替製品の検討手法等の検討を行い
ました。当研究室では、環境中動態予測シミュレーションソフトによる環境中濃度予測と精度検証、
主要曝露シナリオのスクリーニングする手法についての研究しました。
【リスク評価技術】【シミュレーション予測技術】を活用。
◎文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(A) 2013〜2015 分担
「製品のリサイクルと廃棄ステージにおける有害化学物質の挙動と環境影響評価」
(代表 益永茂樹 教授)
※2012年度まで推進した環境研究総合推進費の研究成果を活用・発展させた研究。
広く社会で使用されているHBCD等を対象に、廃棄ステージに着目して有害化学物質の
リスク評価研究を行います。当研究室では、化学物質のリスク情報収集と曝露評価に関しての
研究に携わります。【リスク評価技術】【シミュレーション予測技術】を活用します。
◎クリタ水・環境科学振興財団研究助成 2011〜2012 代表
「1,4-ジオキサンの土壌中挙動特性の調査・実測・解析と土壌中挙動の評価」
※新たに地下水の環境基準が設定され、土壌の汚染も懸念されています。1,4-ジオキサンは、
水にも油にも溶けやすいなど、これまでの汚染物質と特性が大きく異なります。この研究では、
土壌中での挙動について明らかにし、土壌汚染の可能性や浄化のための知見を得ました。
研究成果は、土壌環境基準設定の際の参考にもされました。
【物理化学】【化学工学】【リスク評価技術】を活用。
◎環境省環境研究総合推進費 2009〜2011 分担 最終評価:A
「土壌無機汚染物質の迅速・低コスト分析システムの開発」
(代表 浦野紘平 特任教授)
※全国に多数潜在している土壌汚染の対策を進める上で煩雑な公定分析法が障害となっています。
本研究では、汚染物質の効率的(迅速・安価)な分析手法を開発する研究を行いました。
当研究室では、土壌汚染物質の土壌からの効率的な抽出と、分析時のばらつき低減のために
土壌汚染物質の吸着・脱着メカニズムを解明するとともに、物理化学的・化学工学的に、最適な
分析プロセスについて検討しました。【分析技術】【物理化学】【化学工学】を活用。
◎(財)鉄鋼業環境保全技術開発基金 2008〜2011 代表
「大気SPM・PM2.5中六価クロムの発生源・大気中挙動調査とリスク評価」
※有害大気汚染物質の優先取組物質として指定されているのに、分析方法が無く、実態
調査ができなかった大気中の極低濃度の六価クロムの分析方法を開発しました。
汚染実態や主要な発生源解明のための研究を推進し、大気の大幅なリスク削減の
ための研究を進めました。【微量分析技術】【リスク評価技術】を活用。
ゼミなど
研究および全体ゼミ、様々なイベント(お花見、春のバーベキュー、秋のキャンプ、忘年会、
各種打ち上げなど)、藤江研究室・亀屋研究室と一緒に実施しています。
環境情報学府 環境リスクマネジメント専攻
理工学部 化学・生命系学科 化学応用教育プログラム
環境安全管理学研究室
化学物質の有害性・危険性情報のページ
大学院受験、研究室配属、共同研究などに関するお問い合せは、
koba
ynu.ac.jp まで。
(メールアドレスの自動収集防止のため、@が画像になっています。お手数ですがご修正下さい。)
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